元気
2025年11月11日 09:54

「最近、元気?」
——この一言に、どれほどの想いが込められているだろうか。
元気とは、ただ体が健康であるという意味だけではない。
心の中に、光があるかどうか。
前に進もうとする力が、まだ残っているかどうか。
そんな「生きるエネルギー」のことを指すのだと思う。
誰にでも、元気が出ない日がある。
理由もなく沈む朝、何をしても空回りする日。
そんな時、私たちは「自分が弱いからだ」と責めがちだ。
でも、本当はそうではない。
元気にも波がある。
潮の満ち引きのように、自然なリズムでやってくる。
無理に笑顔を作らなくてもいい。
静かに息を整えるだけでいい。
不思議なことに、人は誰かの元気に引き寄せられる。
明るく挨拶してくれる人、心から楽しそうに働く人、そんな姿を見るだけで少し勇気をもらえる。
だからこそ、自分が元気な時には、そのエネルギーを周りに分けてあげたい。
小さな笑顔や優しい言葉でも、それは確かに誰かの心を温める。
そして、元気は「もらうもの」でもあり「育てるもの」でもある。
自然の中を歩く、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べる
——それらは、心の充電だ。
自分を大切に扱う時間が、次の元気を生む。
元気でいることは、人生を楽しむための基本だ。
けれど、それは「いつも強くあれ」という意味ではない。
時に立ち止まり、深呼吸し、また歩き出す。
その繰り返しの中に、ほんとうの元気がある。
今日、少し疲れていてもいい。
明日、また光を見つけられれば、それで十分だ。