レンタルオフィス【SOHOBOX 北浜】の新着情報

代表者の自己紹介 その6

2023年11月30日 18:16

会社員という立場に

長い間息苦しさを感じていました。


どうも私は

組織で働くということが合わないようです。


そんな自分がなぜ

建設会社で何年も働けたのか。


それは

現場に出ると自分がその現場の社長になれるからです。


俗に言う3Kですが

自分が監督した構造物が何年も残ります。


建設中は苦しみが多いのですが

数年後その場所へ行ったとき

当時の苦労を思い出すことなく

達成感に浸ることができるのです。


会社という傘を手放し

自営業者の道へ進むことにしました。


自営といっても

やってることは同じ『現場監督』です。


お世話になるゼネコンの作業着を着て

そのゼネコンが抱える下請け業者と共に

建築物を造る。


ほとんどの現場は

監督が私一人だけの現場でした。


一番長く携わったのが

ある工場の改修+解体+新築工事。


生産や出荷など

日常業務を継続しながらの作業でしたので

工場担当者との打ち合わせが頻繁にありました。


この現場では会議の進め方について

学びになることがたくさんありました。


そしてある会社の大阪支店では

その支店が建設した建物

すべてのアフターフォローを受け持つこととなりました。


何度も通ったのは

入居してから半年も経過していない分譲マンション。


新興住宅街にあり

結婚して数年の若い世代が多く住んでいました。


アフターフォローというと聞こえは良いですが

クレーム対応です。


そんな電話を上機嫌でかけてくる人はいません。


イライラしているところへノコノコ出かけていくのですから

話し方や態度に気を付けないといけません。


ただ

こちらに非がある場合ばかりではありません。


非常識なことを言う人もいます。


様々な人に対応するうち

コミュニケーション力をアップできたと感じます。


その大阪支店では

支店長と工事部長に気に入られ

よく一緒に飲みに行きました。


他の支店から出張者があった時も呼ばれることが多く

東京支店長には懇意にしていただきました。


とても居心地良かったのですが

その会社の経営陣が変わることとなり

大阪支店を閉めることとなります。


その時

「川ちゃん どうするの?」

と声をかけてきた人がいました。


ある分譲マンションの

アフターフォローで付き合っていた

デベロッパーの建築部門で

窓口になっていた年下の男性です。


年が若いといっても

会話術にたけ

他人を納得させる力がすごく高いのです。


「いっぺん遊びにおいでよ」と誘われ

その会社へ出向くといきなり面接が開始。


結局

自営業者からサラリーマンへ逆戻りとなったのです。