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時間を守る

2025年11月15日 09:09


「時間を守る」

——当たり前のようでいて、実はこれほど人間性が表れる行為はない。


待ち合わせに5分遅れる。


会議に10分遅刻する。


締め切りを1日過ぎる。


多くの人は「たった数分」「少しだけ」と軽く考えがちだ。


しかし、時間を守らないということは、相手の時間を奪うということに他ならない。


時間は誰にとっても平等で、かつ有限な資源だ。


1日は誰にとっても24時間。


一度失われた時間は、どんな富や権力をもってしても取り戻すことはできない。


あなたが10分遅刻したとき、相手は10分間何もできずに待っている。


その10分は、相手の人生から永遠に消えてしまうのだ。


時間を守ることは、単なるマナーではない。


それは「あなたを大切に思っています」という無言のメッセージだ。


約束の時間に間に合うように準備し、余裕を持って行動する。


その姿勢そのものが、相手への敬意と誠実さの表れとなる。


逆に、時間を守らない人は、知らず知らずのうちに信頼を失っていく。


「この人は自分のことを軽く見ている」「大切にされていない」

——相手はそう感じる。


どんなに言葉で謝っても、繰り返される遅刻や遅延は、関係性に確実に亀裂を生む。


ビジネスの世界では、時間を守ることは最低限の条件だ。


優れた仕事をしても、約束の時間を守れない人は評価されない。


なぜなら、時間を守れない人は「約束を守れない人」と見なされるからだ。


小さな約束を守れない人に、大きな仕事を任せることはできない。


時間を守ることは、自分自身への約束でもある。


計画的に行動し、余裕を持って準備する習慣は、人生のあらゆる場面で成功をもたらす。


時間に追われるのではなく、時間をコントロールする。


その意識の差が、人生の質を大きく変える。


時間を守る人は、自分の人生も、他者の人生も尊重できる人だ。


今日から、5分早く行動してみよう。


その小さな変化が、あなたへの信頼を確実に積み上げていく。